Studie Photo Contest 2009
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tknさん
Title:シルバーのボディ
物質文明に生まれたボクたちにとって、モノの触感というのはとても刺激的で、五感を揺さぶるものです。例えば、触れるとサビが舞うような感触、ザラついた冷たい路面の手触り、そして物質と物質の境界線をことさら明確にするBMWの鋼(はがね)。この作品は、「二次元の表現&モニターの透過光」というシバリを超えて、物質の質感をtknさんの感性を通して再提示しているところに感動しました。大げさに言えば、人間(の感性)ってスゴイなぁ〜という感じです。
【Studie Style編集長 NAKAMURA BUNTA】
Studie Photo Contest 2009
募集期間:2009年2月5日〜2月28日
テーマ :Colors in Studie Life
応募総数:203点
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3回目ともなるとさすがに皆さん試行錯誤で、さらにレベルアップして色々な作品を見ることができました。しかしお題の「Color」にアタマを悩ませているヒトの多いこと……。何せ、ボディカラーが白・黒・銀ってのが、最近のトレンドですからね。それを逆手に取った作品に、目を引かれたような気がします。工夫次第で「記録」が「作品」になります。レンズをあえて1本だけ持って行くってのもいいかもしれませんね。縛りがあると、考えますから。
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皆さん、レベル高すぎですっ!!! 初めて投稿された作品をズラリッと拝見したとき、椅子から転げ落ちそうになりましたよっ! 入賞作品はスタディスタイルに掲載ってどうでしょうか>Bobさん! それくらい素晴らしいクオリティです!
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今回は前回に引き続きテーマが難しかったことと思いますが皆さんの渾身の作品はクォリティが高く写真に携わる者として大変嬉しく思います。Colorsと言うテーマに対してMonochromeでの応募がいくつかあったのは残念でしたが、皆さんからのColors な作品はあまりにヴィヴィットで、そしてウェットに富んでいて審査していて楽しかったです。また来年、皆さんからの作品を楽しみにしたいと思います。
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今回初めてフォトコンの審査をさせて頂きましたが、皆さんの BMWへの愛に圧倒された思いです。しかも「色」という難しいテーマに挑んだ力作ばかり。実はこの「テーマ」というのが写真を撮る上でケッコウ重要な事なのです。ファインダーを通して「自分は何を魅せたいのか?」。頭の片隅にそんな意識を引っ掛けておくと仕上がりが違ってくるハズ。そんな思いでドンドンシャッターを切って下さいね!
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皆さん頑張っているなー!思い入れたっぷりの作品ばかりでした。何時かですね、応募して頂いた皆さんの写真を全部使って大きな一枚の画に出来たらいいな。何て思っています。沢山のご応募に感謝、皆さんありがとう!と、言っている間にも桜が咲きそうな季節ですから、皆さん次の作品の事で頭が一杯かもしれませんね。横浜もそろそろ開花しそうです!三ツ沢公園の桜をバックに駆け抜けるBMW!僕も次回作品に向けて頑張りま〜す。
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きゃんぞーさん
Title:Angelic Wing
美しい空を写し込んだ特徴のあるクーペボディ。ウエストラインとルーフラインの優しい曲線が、夕景をさらに際立たせています。これから暗く落ちていくワインディングをひとり攻めるのか、それとも麓へ向かうのでしょうか。
【afimp 副編集長 KUMASAKI KEISUKE】
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hideさん
Title:ピンクな、、
この妖艶なライティングがホイルのカラーと相成って質感をよりリアリティに描写している。無駄な写り込みが無く、見慣れたホイルデザインを幾何学的図形にすら見せるフレーミングはお見事!ずっと見ていると何故かこのホイルから鼓動が聞こえて来るんじゃないかと錯覚すら覚える。
【フォトグラファー SHIMAZAKI TOMOHITO】
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ken5さん
Title:Melody.V8
フロア下という普段目にしないトコロに眼をつけた面白い写真ですね。「黄金色の管楽器」とは言い 得て妙。ご自分のイメージを見事に表現された一枚だと思います。イグニッションボタンを押す時、 どんな音色を奏でるのでしょうか?
【フォトグラファー TAMURA WATARU】
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Jun@R53さん
Title:Gold Ring
このテールエンドの艶っぽさに一目惚れ。 チタンカラーが奏でる不思議な色合いとディテールの描写が絶妙で、奥深い色再現になぜか水々しさを感じた。フレーミングが難しいローアングルでの撮影を見事に撮りまとめているのに好感が持てた。
【フォトグラファー SHIMAZAKI TOMOHITO】
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inomata@Studie AG.さん
Title:only one bodyline
------- ( ̄O ̄;)。以上、コメント終了です! 言葉なんていりません! こういう写真を撮る人はたいてい光が見えている方で、モデルを撮っているプロカメラマンにおみかけするタイプ。ところがこの写真、そんな光が見える系の方が計算づくで撮ったというより、それとは違う、天然系の香りがプンップンッします。分かりやすく言いますと天才肌系の方の作品です(^_^; こういう場で自覚なく才能を発揮してしまうあたり、フロントとしてはどうかなと心配になります(爆)。
【Studie Style編集長 NAKAMURA BUNTA】
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Mr.テニスさん
Title:怪しげに・・・
明らかに普通の3シリーズと違う流麗な膨らみを見せるフェンダーライン。強い光を当てる事により非常にシャープな印象を与える作品です。印象的なボディカラーの光と陰。エンブレムの輝きがアクセントになり写真を引き締めていますね。
【フォトグラファー TAMURA WATARU】
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TSUKUさん
Title:my only rainbow.
ボディではなく、風景でもなく、洗車のシャワーのプリズムが描き出した虹を見事に捉えています。シュニッツァーのコマーシャルフォトとして使ってもよさそうな作品です。テーマの解釈が上手く行きましたね。
【afimp 副編集長 KUMASAKI KEISUKE】
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sweetsさん
Title:Magic in evening
構図と光彩。弊社のコマーシャルPhotoに使いたいくらいです。(あは契約しますか?)またE60ボディのボリュームゾーンをビカっ!と光らせる所なんか、とてもクルマのラインを良く読んでいるな〜と思います。
【Studie Style Edirorial Adviser SHOJI KAORU】